酵素風呂と酵素の力

酵素の力

酵素とはたんぱく質の一種で、体内にあるものと食べ物から摂れるものがあります。
食べ物の消化・吸収・代謝・排泄などのさまざまな生命活動をつかさどるもので、人だけでなく、あらゆる生物が生きていくために欠かせない成分です。

食べたものを吸収できるように消化分解する「消化酵素」。

消化酵素によって消化された栄養分をエネルギーへと変え、 運動、呼吸、肌の新陳代謝など人間の生命活動の中で働いている「代謝酵素」 。

これらの酵素は、体が作り出す一日の量には限りがあると言われています。

消化酵素の活動は、食材に含まれる、「食物酵素」で補うことができます。
そのため、「食物酵素」を豊富に含む食べ物等を摂取することが大事です。

麹などの発酵食品に豊富に含まれる

酵素風呂・機能性成分について

酵素風呂とは、一般的には、米ぬかやおがくずなどが発酵する過程で発する熱を利用して、 体を温める温浴法のことを指します。酵素浴とも言われます。
米ぬかやおがくずに含まれる有機物を、微生物が分解することによって熱が発生します。

酵素風呂

従来のお湯につかるお風呂とは異なり、米ぬかやおがくず、またはそれらをブレンドしたものを床材として浴槽に敷き詰め、その中に、顔以外の体全体を沈めることで、体を温めます。

何が良い効果をもたらすのでしょうか。

まず、発酵熱によって体が暖められることで、新陳代謝が活発になり、自律神経が整えられることによる健康効果が挙げられます。

それに加え、発酵によってできる酵素が有機物を分解する際にできる様々な機能性成分によるおかげだと考えられます。

発酵によってできる酵素が有機物を分解する際にできる様々な機能性成分(ミネラル等)が身体中から浸透します。

そのため、お風呂に浸かるだけで、まるで運動した後のような心地よい充足感が得られます。

また、酵素の力がお肌にうるおいを与え、しっとりなめらかな肌や髪になる手助けをしてくれます。

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